Drifting Antigone Frontline

　サブリナを見た。なんだか、サブリナ、ちょっとあんまりかしこそうじゃないのだけれど、それはむしろ彼女がこれから人生をいき始める、その無謀さがそう見させているような気がする。それにしても、お洒落というか、すてきというか、粋というか、フランスのシェフとかすごい面白い。傘と書類かばんという伏線がきいていて、しかし、プラスチックでびよーんびよーんというのも妙なおかしみがあった。
　映画ってこういうものじゃないといけないよなあ、少なくともこういう得した感がないと。