大島弓子さんの原作。佐伯日菜子さんのデビュー作です。この映画での佐伯さんは本当にいいです。あらすじはリンク先を見ていただくとして、この映画のよさって、なんというか、不思議な幸福感を描いている、というか存在させている、ことだとおもう。それはなんていうか、勇気ややさしさと等しいもので、つまり、果敢さこそが、幸福感の、至上の時間の源泉であるというか。
浮世離れしていながら、勇敢でやさしい、つまり懲りないということで、それは別の意味で言えば、品位ということではないか、と僕は思うのです。何度でも見てしまう映画です。
そう、この感覚は、清少納言の枕草子を読むときの感覚に似てる。