arai blog: 靖国と右翼
靖国神社が一宗教法人として特定の思想や政治的立場と結合するのはなんらかまわない。保守派の論客がそういうことまで禁止されようとしているかのごとく語るのは明らかに間違っている。そうではなくて、一宗教法人が、その宗教法人の政治的、宗教的信条に同意できない無数の人の代表によって、公的に権威付けられることこそが問題なのである。
そもそも、靖国の「英霊」への鎮魂には、国家の後ろ盾が必要なのだろうか？ 一宗教としての靖国神社としての存立に、国家の支持や特別扱いはなんら必要ではない。