はてなダイアリーTrackBackシステム 考察
■ それにしてもこの件は重要。 リンク
基本的に、リンクを拒絶する権利、なんかない、(名誉毀損とか営業妨害とかの場合はそれを理由にここの場合で争うべき)、ということを法的にも社会的にもコンセンサスにしていくべきだとおもう。
無断リンクを規制していくこういう傾向はものすごく危機感をもっていいことだとおもう。なにも問題はニュースサイトにかかわるだけではないだろう。
なにか、できることを考えたいところである。
■ リンク
id:rowingさん、id:ragemaxさん id:rukuさんほかで
無断リンクの件が話題になっています。
はっきりいってディープリンクだろうが、無断リンクを禁止するのはナンセンスだとわたしは思います。フレームで他者の記事を自分のもののようにみせかけるのはいけないが、それ以外だったら、そもそもリンクは引用ではないのだから、なんら問題はないはず。そもそも引用だって、引用とよべる範囲ならふつうは無断でするものでしょう。
参考
http://www.ii-park.net/~yumika/link.html
第一、法的にも問題ないことはかたがついたと思ってたんだけど、まだ論争があるみたい。とくにトップ以外のリンクには。判例を見たいところだけど。しかし、どちらが法的に無理を言ってるかといえば産経だろう。
■ SFとサイファイ
について、追加した。ぼく個人としてもサイファイという用語には複雑な感情が。
■ タマちゃん
その自然保護団体のやり方や姿勢は大いに問題があったようだ。正式に手続きもしていないし、実地の調査もしていないらしい。
が、だからといって、そういうことを調べる前に反射的に反発が出てくる、ということには問題を感じる。地元のマスコットであってほしい、というのは立派にひとつの勝手なエゴなので、野良アザラシを保護しようというのも地域の活性化に使おうというのも大げさなはなしで、もし、このアザラシのためをおもう、というのが本当なら、生息環境として東京湾がいいかわるいか、わるいならべつのところにうつす、というのは、当然出てくる発想で、その発想自体を非難するのはおかしい。(もちろん、今回の団体はやり方があまりに拙かった)問題はひとえに生息環境として適しているかどうかにかかわるはずだから、そういう事実確認をせずに反発が起きるというのが、奇妙な感じがする。
他方で、そういう過剰な保護はいけない、あれは自然なのだから自然に任せて見守るべきだ、という方針もそれなりにただしい、だがこの方針で一貫するなら、このアザラシが病気になったり、死んでもそういうものとしてほうっておくべきだ。だが、はたしてそういうふうに進むだろうか。
どうも、中途半端な気がしてならないのである。理屈が一貫していない。
■ はてなダイアリーTrackBackシステム
はてなダイアリーへの要望。
1 外部からの場合、文中リンク必須。
この仕様は問題あると思うんですよね。なりすまし対策だと思うんですけど、たしかに言及するとき文中リンクするのがマナーではありますが、ハイパーリンクせずにサイト名で言及したりする場合も、あったりするわけで、それからトラックフォーワードというトラックバックを送った先を記録する機能がついている場合には文中ではリンクしない場合もあるでしょうし。まあ、でもたしかに言及するときは「たいていは」文中リンクしているものなので問題はなさそうだとはいえますが、よくよく考えてみると、なりすまし対策としては弱い。トラックバックを実際にしてない日記が、しかし文中リンクはしている場合というのは十分に想定できます。
最低限、文中リンク必須というのは、もうちょっとわかりやすく明示する必要があるかと。
2 言及先が不定
日付の変わる時間帯に送ったりするとどの記事に送ったかわからなくなったりします。記事、というかパラグラフ単位というのはめんどくさそうなので、日付単位でいいので、指定できるといいと思います。
3 外部送信
外部送信はやはりオプション的な位置付けになるとはおもうんですが、機構的には実装は非常に簡単です。なので、実装するときのために、あらかじめひとこと、送信するときの文字コードを選べるように、あるいは文字コードを自称するように、拡張したほうがいいと思います。
4 受信 url以外
関連で。たしかにurl以外を受信するとデザイン的にいろいろ手直しが必要になりそうですが、二十文字くらいは表記されていると、リファラとの違いがはっきりするかと。
そうじて、トラックバックの評判はいいみたいです。すでに、相互言及の活性化にもかなり役立っているみたいで、おもしろくなりそうです。やっぱり今後、あとは問題になるのはヘルプでしょうか。
以上、ここまで。
で、これは別の話、はてなダイアリーについての入門文書、FAQなんかを有志がつくっていくクラブをつくってみたらどうだろうと思った。Wiki的な使い方としてはあってると思った。うーむ、しかしむしろ独立したWikiをたてたほうがいいのかなあ。
Comments(in hatena)
nobody『jounoさんの「はてな外サイト」からのTrackBack。正しく受信できたようです。(っていうか受信という呼び方であっていますでしょうか…。ちょと恥ずかしい)』
jouno『あ、どうも。ちなみにコメントは日本語通りますよ。』