■ 純粋人種主義批判
引き続き人種概念について資料集め。
どうも民族概念の混乱とか曖昧さって、ひとが人種差別はいかんといいながら、人種の存在は認めているところにあるような気がしてきた。あと、民族概念も、色濃く人種概念を暗黙のうちに隠し持ってることが多い。
http://www.saga-med.ac.jp/academic/meeting/anthrop/sympo/s.html
http://drhnakai.hp.infoseek.co.jp/sub1-20-1.html
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgj9369/mystery/Jewish%282%29%2ehtm
ユダヤ人とは何か。
http://www.geocities.jp/azabubu/freepaper/naka2.html
ところで、このひとのページ、異様になかみがたくさんあって、すごいおもしろいです。ブックマーク推奨。
http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/cs/cu/medanth.html
多分、まとめると、人種は、生物学的根拠があると観念された実際は社会学的概念だと。で、純粋に遺伝学的なことをいうと、個人差よりも小さな、そして不連続な境界を持たない、つまりある種の分布の傾向として、ひとが人種というとき想定しているような、形質の差異の分布の偏りはたしかにあるが、それは、数万年前に存在した人類が地域的にそれぞれ隔離されて分化して気候に適応した時代の「名残」としての傾向性に過ぎないのであって、こまかな、あるいは厳密なことをいえばすぐに破綻する概念でしかない、ということ。
つまりすっごい昔に行き来が不便だったころ、すごい長い時間かけて地域の気候とかに適応して遺伝子プールが分化しつつあったころがあったけど、その後行き来が活発になるとどんどんまた混合してきて、歴史時代に入ってからはもう、人種というものを概念としてたてることに意味があるような不連続な差異や境界はない。しいていえば濃淡の差異のようなものが残存しているけれど、それは個人差よりも小さい。
■ vermilion
イラストはですね。キーワードにつけるとかそういうのじゃなくて、やっぱ挿絵という方向で考えてたですが、キャプションつきの絵が先にあって誰かが話を後からつけるのでもいいとおもうです。要するに、つねに先行作品はそれ自体独立した作品であると同時に、つづく作品の想像力への挑発であってほしいと。
■ 投げ銭
投げ銭を下さった方ありがとうございます。反応は遅いですが、実際感謝しております。はげみになりますです。
■ 暴言続報一
http://d.hatena.ne.jp/yhlee/20030429#p2
よんひゃんさんにこれもひどいコメントがついた投げ銭があった模様。
これって要するに自分は匿名のまま嫌がらせをするのにいい方法を見つけた、ってことだよな。身銭だったら切らなかっただろうし。こういう匿名で悪意を表現することを卑劣と呼ぶ(定義)。
■ vermilion::FAQ?
βをはずすために、FAQを設置し、具体的なルールについてつめる。
実際に書いてみて迷ったところ、読者として分かりにくいところ、疑問、回答、両方書いてみてください。また、Wiki的に、長文にならなければ意見を書いてもかまいません。長文になるときは、日記に書いてリンクを張ってください。
■ ところで、
大量破壊兵器は? イラクのアルカイダ支援の証拠は?
■ ゲームブック
http://d.hatena.ne.jp/gamebook/
ドルアーガのやたらに分厚い赤い表紙のゲームブックがvermilionのネタ元のひとつなのはみんなの秘密だ!
ゲームブックはゲーム性と同時に探索的な楽しみもありますね。あのときあっちにいってたらどうなってたんだろうかという。そこで、完全に選択によってなりゆきが左右されるシステムにするか、サイコロなどの偶然性を導入するかでも違う。
ちなみに小説における展開という点でいうと、小説というのは何でもありなジャンルなので、エンターテイメント限定という留保はつけたい。内面など決して描写しない、存在させない小説もけっこう大きな潮流としてありますし。
課題とその克服のヒントを与えること、これがゲームの必須条件でしょうね。手がかりがなければ、克服できるかどうかが偶然に依存してしまい、プレイヤーは状況から疎外感を感じる。困難もなく達成できてしまうと意味がない。課題がなければゲームとして成立しない。
或る意味で、不断に謎をかけつづけること(クイズではなく謎)が、ゲームブックに必要なことかもしれません。
あと、分岐の管理にどうしたってなんらかのソフトはほしいところ。
■ レビュー
http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/
小説もこんな感じで論じたいところであります。
Comments(in hatena)