.hackと蓬莱学園（しつこく）
単純にいうと、アニメ.hackを見るたびに、こういうの本当にあったらなあ、と思う反面、いわゆるRPG世界、ソードアンドソーサリーじゃないのがいいなあとも思うわけです。もちろん、社会経済的、政治的問題をもちこまないようにできる、ということと、モンスターを殺してレベルを上げる、といういわば「特定の目的がないやつはこれをやっとけ」というのがある、ということが一番の有利な点だということはわかるのだけれど、レジデンツ系というか、社会生活を行って擬似的な歴史を形成する、というゲームがぼくはやりたいので、それはもちろんファンタジー世界でも王国の建国を目指してプレイするとかしてもいいわけだけども、そういう意味で蓬莱学園は個人的にはどうも忘却し去れない。
もっとも、どうもいろいろ問題はありつつ、蓬莱学園NTでのゲームの内容を見ると、総体的な設定に影響を及ぼすような、学園全体規模の政治的イシューに関係しそうな団体は、ロールできないことになっているようだ。
いまさらPBeM(play by e-mail emailによるRPG)かというのもあれだけど、実際にはその点では別に技術の進歩は関係ない。基本は想像力と社会性なので。ただ、グランド・ストーリーを欠く、ということはやはりいろいろ問題があって、個々のキャラクターの個々の行為を全体として統合して関係付けるところがないと、物語の欲望としてつらい、という点はある。
つまり、時間意識の問題だと思うんだけれど、ある歴史に自分が参与しているという意識が物語りの意識で、それが必要なものだ、と個人的には思う。
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こういう歴史も面白い。
総合的な情報。link
とりあえず、NTに登録。