trackback standalone
汎用的なトラックバックのcgiがあったのでドキュメントを訳しました。
よかったらつかってみてください。
また、変換表の充実や、それぞれのcgiへのプラグイン化なんかもできれば。
http://www.movabletype.org/docs/tb-standalone.html
original http://www.movabletype.org/docs/tb-standalone.html
ダウンロードは、http://www.movabletype.org/downloads/tb-standalone.tar.gz
説明
トラックバックというのは、記事を投稿するとき、別のページの別の人の記事のところにも、その更新のタイトルや要約が同時に投稿されるという機能です。
たとえば、AさんがBさんの記事を読んで、「Bさんの記事を読んで」という記事を書くとします。このとき、Aさんは更新するときに、Bさんの側のトラックバックを受け取るurlを自分の側のトラックバックのフォームに入力して更新します。
これをpingを送るといいます。
pingを受け取ると、Bさんのページのトラックバックは自動的に認識して、Bさんのページには、Aさんがそういう記事を書いた、ということが反映されます。
つまり、リアルタイムで、自分の記事への言及が自動で反映される、ということです。
ちなみにこのcgiではトラックバックの送り先のアドレスは
http://yourserver.com/cgi-bin/tb.cgi/記事番号
ですが、たいていは、その記事のtrackbackというリンクをたどると、そこに、この記事へのトラックバックには、という形で書いてあります。
インストール
.構成ファイルは、
tb.cgi 本体
header.txt HTML出力のテンプレート(上部)
footer.txt HTML出力のテンプレート(下部)
の三つ。
tb.cgi の設定
エディタで tb.cgi を開いて、$DataDir $RSSDir, $Password の三つを設定する必要があります。
とくにかならず $Password はインストールする前に変更しておいてください。
$DataDirはトラックバックのデータを格納するディレクトリへのパスです。
$RSSDirは静的に(つまりファイルとして)RSSを出力するディレクトリへのパスです。
$Passwordはトラックバックのデータをログインして削除するときのパスワードです。
$DataDir と $RSSDir とを設定したら、そのディレクトリをサーバーに作ってパーミッションを書き込み可能に(通常777)にしてください。
ファイルのアップロード
設定が終わったら、tb.cgi, header.txt, footer.txt をアスキ・ーモードでCGIが運用可能なディレクトリに転送して、パーミッションを実行可能(通常755)にしてください。
以上でインストールは終わりです。
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使い方
pingを送る
pingを送るには以下のようなアドレスにアクセスします。
http://yourserver.com/cgi-bin/tb.cgi?__mode=send_form
http://yourserver.com/cgi-bin/tb.cgi の部分はあなたがtb.cgiをインストールした場所です。そこで、フォームを埋めて「send」を押してください。
pingを受け取る
すでにあるページでこのツールを使うには二つ、やらなければならないことがあります。
トラックバックのリストのページへリンクする
一つ目は、あなたのページの記事それぞれに、その記事へのトラックバックのリストがあるページへのリンクをはることです。これはテンプレートの該当の位置に以下のようなHTMLを挿入することで実現できます。
<a href="http://yourserver.com/cgi-bin/tb.cgi?__mode=list&tb_id=[TrackBack ID]” onclick="window.open(this.href, ‘trackback’, ‘width=480,height=480,scrollbars=yes,status=yes’); return false">TrackBack</a>
http://yourserver.com/cgi-bin/tb.cgi の部分はtb.cgiのあるただしいurlに、そして、あなたがつかっているcgiの仕様にしたがって[TrackBack ID]の部分を、cgiが適切な記事のid番号を挿入してくれるようなタグに直してください。知られているweblogのcgiについては末尾に変換表を載せてあります。
RDFを追加する
トラックバックはRDFを使って、ページの中から自動的にトラックバック可能な記事を探し出します。またこの情報はサイト間の言及、論議のスレッド式のリストを構築するのにも役立ちます。そのため、RDFを埋め込むのは有益なことです。以下のタグをテンプレートに埋め込んでください。
<!–
<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#”
xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/”
xmlns:trackback="http://madskills.com/public/xml/rss/module/trackback/">
<rdf:Description
rdf:about="[Entry Permalink]”
dc:title="[Entry Title]”
dc:identifier="[Entry Permalink]” />
trackback:ping="http://yourserver.com/cgi-bin/tb.cgi/[TrackBack ID]”
</rdf:RDF>
–>
[TrackBack ID], [Entry Title], [Entry Permalink]は同様に、それぞれのcgiで、記事の固有番号、記事のタイトル、記事へのリンク(最新表示のときのものではなくて、過去ログとして参照可能なもの)に、自動的に変換されるようなタグに変更してください。
変換表
Blogger
TrackBack ID = <$BlogItemNumber$>
Entry Title = <PostSubject><$BlogItemSubject$></PostSubject>
Entry Permalink = <$BlogItemArchiveFileName$>#<$BlogItemNumber$>
GreyMatter
TrackBack ID = {{entrynumber}}
Entry Title = {{entrysubject}}
Entry Permalink = {{pagelink}}
b2
TrackBack ID = <?php the_ID() ?>
Entry Title = <?php the_title() ?>
Entry Permalink = <?php permalink_link() ?>
pMachine
TrackBack ID = %%id%%
Entry Title = %%title%%
Entry Permalink = %%comment_permalink%%
Bloxsom
TrackBack ID = $fn
Entry Title = $title
Entry Permalink = $url/$yr/$mo/$da#$fn
Comment by じょうの — 2003/03/04 @ 2003/03/04 16:15 JST
一度、どのようなCGIなのか見てみることにします
Comment by YF19 — 2003/03/04 @ 2003/03/04 17:53 JST
Jcode.pmをインストール。
5行にuse Jcode;
29行に&jcode::convert(\\$data, \"euc\");
header.txtに文字コードを指定。
でいいと思う。けど、perlの文法知らないので、フォローだれかください。
Comment by jouno — 2003/03/04 @ 2003/03/04 18:57 JST
Jcodeだ。
Comment by jouno — 2003/03/04 @ 2003/03/04 19:01 JST
# Storable
# CGI
# CGI::Cookie
# LWP
のモジュールが必要。
ただしLWP以外は標準で入っている。
LWPもたいていは入っているとのこと。
Comment by jouno — 2003/03/04 @ 2003/03/04 19:19 JST